紫族用語辞典(Glossary)

このページでは、《紫族神話(World Lore)》に登場する専門用語を
なるべく分かりやすく解説しています。
世界観をもっと深く知りたい方や、二次創作・考察の参考にしたい方はご活用ください。

ゼロフィールド(Zero Field)
古代文明が作り上げた断絶兵器。
物質そのものではなく、「魂・記憶・人間関係・社会構造」など 存在と存在を結ぶ“つながり”を断ち切ることで世界を崩壊させる。
ユーナスコア(Una-Score)
人と人が“分かり合う”ための融和原理。
他者を理解しようとする心を増幅し、互いの感情や意図の方向性を共有させる装置。
争いを終わらせることを夢見た科学者によって作られた。
オルト=ヴェイド(Orthe-Vade)
第0期の終わりに起きた第一の崩壊。
ゼロフィールドの断絶波と、ユーナスコアの融和の残滓が正面から衝突したことで、
人々の魂や記憶が中途半端に混ざり合い、《魔物化》を引き起こした文明崩壊現象。
魔物
オルト=ヴェイドの結果生まれた、不完全な融合生命体。
複数の魂や記憶、感情が一つの身体に押し込められた存在であり、
当初は人としての心を残していたが、やがて《ゼロブレイク》によって暴走する。
紫の魔物
ユーナスコアを作り上げた科学者が、オルト=ヴェイド後も自我を保った姿。
ただ一体だけ正気を維持し続け、暴走した魔物たちを葬りながら世界を見守り続ける存在。
紫族(しぞく)
理解・共感・精神的な融合に優れ、他者と深く響き合う素質を持つ。
ドロシー・ドロンは、この紫族の系譜と深く関わる存在とされる。
初代ドロシー・ドロン
魔法を操る青年ドロシー、騎士ドロン、紫の魔物の三者が、
ユーナスコアの発動により完全融合した唯一無二の存在。